迷惑メールに対して個人ができることは?
迷惑メール送信者に対して手立てはないものかと迷惑メールが届くたびに考えてしまいますよね。
結論的には法規制の関係から受信者が送信者へ制裁を加えることは殆どありません。
迷惑メール送信元との間には必ず多くのユーザーが利用する通信網、サーバー、プロバイダなどがありますので兼ね合いから難しいのです。制裁的な方法を除き目には目を歯には歯をで対抗すると同じく法規違反となる可能があります。個人としてどこまでできるのか。それは「通知」しかありません。先ずメッセージソースをGoogleが提供しているMessageheaderで解析してみてください。
偽装している場合もあるので完璧に追うことはできませんがメッセージソース(メールヘッダー)の中の経路を視覚的にみることが可能です。
そしてメッセージソース内にある(今回はdocomoメールを参考)
Received: from docomo.ne.jp (mail103.docomo.ne.jp. [203.138.203.3])
のIPアドレス「203.138.203.3」をJPNIC Whois Gateway(http://whois.nic.ad.jp/cgi-bin/whois_gw?link=j)で検索してみてください。
同ページ内にある「上位情報」の「203.138.0.0/16」をクリックすると[Abuse] という項目があります。
※国外はANSI Whois Gateway(http://whois.ansi.co.jp/)で検索。
ここに記載されたアドレスが苦情受付アドレスとなりますのでスパムメールを受信した事実をメール本文やメールヘッダーと合わせ申告します。
迷惑メール送信者は規約違反となるわけですから該当するメールアドレスは駆逐対象です。
それでも治まらない場合は日本データ通信協会に通知しましょう。また迷惑メールの中にも悪質なものもあるのでセキュリティ対策は必須です。
迷惑メール相談センター
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