格安SIM(MVNO)の仕組みと選び方

「安いのは分かるけど、何が違うのか分からない」という方に向けて、 MVNOがなぜ安いのかという仕組みと、自分に合うプランの選び方をまとめました。 よいところだけでなく、気をつけることも書いています。

1. MVNOとは何か

MVNOは「仮想移動体通信事業者」の略です。 自分では通信設備を持たず、NTTドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアから回線を借りて、 独自のサービスとして提供している会社のことです。

電波そのものは大手キャリアのものを使っているので、つながる場所は基本的に同じです。 「格安SIMにすると電波が入らなくなる」ということは、原則としてありません。

2. なぜ安いのか

安さには理由があります。主に次の3つです。

裏を返すと、安さの理由はそのまま注意点になります。次の章で触れます。

3. 気をつけること

乗り換えてから「こんなはずでは」とならないよう、先に知っておきたいことです。

条件は変わることがあるため、申し込みの前に必ず各社の公式サイトでご確認ください。

MVNOではない「大手サブブランド」との違いを見る

4. 選び方の5つの視点

この順に決めると、迷いにくくなります。

1

データ容量を決める

いちばん料金に効くのがここです。迷ったらひとつ上の容量にしておくと、使い切って速度が落ちる心配が減ります。多くの事業者はあとからプランを変えられます。

ギガ数の目安を見る

2

電話を使うかどうか

電話番号が必要なら「音声通話つき」、データ通信だけでよいなら「データ専用」です。データ専用のほうが安く、同じ容量でも差が出ます。

音声通話つきで比べる / データ専用で比べる

3

いまの端末がそのまま使えるか

借りている回線(ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線)が、いまお使いの端末に合っているかを確認します。同じ回線を選べば、そのまま使えることが多いです。

対応端末は各社の公式サイトに一覧があります。

4

月額料金を比べる

同じ容量でも事業者によって差があります。キャンペーンの割引後ではなく、通常価格で比べてください。割引は期間が終わると元に戻ります。

当サイトの比較表は通常価格を掲載しています。

5

サポートと支払い方法

設定を自分でできるか、店舗で相談したいか。支払いはクレジットカードのみか、口座振替も使えるか。ここは料金表には出ないので、公式サイトで確認します。

5. 当サイトのデータで見ると

2026年10月29日時点で、10社・208プランを掲載しています。 料金は各社の公式ページに書かれている通常価格だけを登録しています。

容量帯ごとの最安(音声通話つき)は次のとおりです。

容量事業者プラン月額
3GBまで HISモバイル 自由自在3.0プラン 1GB 550円
4〜10GB エキサイトモバイル Flatプラン30GBデータシェア 6GB 818円
11〜20GB エキサイトモバイル Flatプラン30GBデータシェア 15GB 1,254円
21GB以上 エキサイトモバイル Flatプラン 30GB 1,980円
無制限 DTI SIM 音声プラン すごギガ 3,960円

ここに出ている数字は、掲載している料金から計算したものです。 すべてのMVNOを調べたものではありません。

6. 乗り換えの流れ

  1. いまの電話番号を引き継ぐ場合は、乗り換え先で「MNP」を選んで申し込みます。
  2. SIMカード(またはeSIMの案内)が届きます。
  3. 案内にしたがって回線を切り替え、端末の設定(APN)を行います。
  4. 切り替わると、前の契約は自動的に終わります。

手続きの名称・必要な期限・費用は事業者ごとに違います。 当サイトでは、事業者ごとの解約手順を公式サイトの記載にもとづいてまとめています。

解約手順の記事を見る

どれを選べばよいか迷ったら、4つの質問で絞り込めます。

自分に合うプランを診断する

登録や個人情報の入力はいりません。